使い方次第で多種多様な企画が可能となるシュリンクラベル

シュリンクラベル

ラベルは商品の顔。どのような形でもフィットさせられるシュリンクラベルは、コンセプトやその商品情報を全面にしっかりと盛り込むことができます。さらに、コールド箔などの輝度の高い加飾や、小ロットでできるデジタル印刷を利用すれば、商品ラベルの幅が広がりますよ!

飲料やシャンプーなど、私たちの身の回りには、シュリンクラベルが施された商品がたくさん存在します。「シュリンク」は名前のとおり「縮める」という意味で、シュリンクラベルは、特殊なプラスチックフィルムに熱をかけて縮めることで商品にフィットしたパッケージを作る技術です。このシュリンクの技術は、商品の全体を包んだり、複数の製品をまとめて包装したりすることはもちろん、リパックして従来の商品の見た目を手軽に変えるなど、さまざまな利用法があります。
シュリンクラベルは、商品のイメージを表現するデザインや、たくさんの情報を全面表示で盛り込むことができ、商品の顔となる存在です。また、版を作る必要のないデジタル印刷でシュリンクラベルを印刷することにより、多品種を小ロットで生産できるため、期間限定企画やイベントなどの商品展開に活用することもできます。

シュリンクで付加価値をつける

商品づくりには、付加価値というキーワードはとても大切です。付加価値とは、その商品に加えられた独自の価値のことです。付加価値は、大きく三つに分けられます。機能的価値、感情的価値、自己表現的価値です。

・機能的価値とは、他の類似商品よりも使いやすいなど、その商品を使うことが心地良いというものです。
・感情的価値とは、その商品を使っていることで安心感や高級感を得られ、充実した気持ちになるというものです。
・自己表現的価値とは、この商品は自分に合っている、それを使うほうが自分らしくいられるなどということです。
これらの価値が、最終的にはその商品のブランド力となっていきます。

シュリンクラベルは、容器の全面に印刷を施すことができるので、インパクトのある商品づくりをすることが可能です。
商品を使った消費者が、商品そのものやデザインから、生活のシーンの中で心地良いと感じるならば、消費者は感情的価値や自己表現的価値を得たと言えます。また、商品に付加価値を与え、ブランド力も高めると言われています。現在ではシュリンクフィルムの性能が進化して、フィルムの薄肉化も進み、リデュースしやすい機能的付加価値を持ったものもあります。また、シュリンクフィルムは剥がしやすいため、ゴミの分別も容易で、シュリンクラベルの人気の高さの理由の一つになっています。
いかに他の商品と違うか、すなわちその商品にどれだけ付加価値があるかが問われる時代。このように簡単に付加価値をつけることができるシュリンクラベル印刷を利用し、類似商品との差別化を図りましょう。

バラエティあふれるシュリンクラベルの利用法

シュリンクの種類は、大きく分けてラベルシュリンク、キャップシールシュリンク、オーバーシュリンク、結束シュリンクなどの四つがあります。
ラベルシュリンクは、フィルムに印刷し、商品に帯のようにフィットさせたものです。商品コンセプトを盛り込んだデザインや商品情報などを全面に施せるので、商品を飾り、目立たせることができます。
キャップシールシュリンクは、ボトルなどのキャップ部分をシュリンクパックすることで衛生を保つことができます。
オーバーシュリンクは、商品を丸ごとシュリンクパックするものです。
シュリンクフィルムにデザインを施せば、ラベルシュリンクとキャップシールシュリンクの両方の機能を備えた包装にすることもできます。
結束シュリンクは、複数の商品を結束し、一つにまとめる包装です。

また、シュリンクにはリパックという、既に完成している状態の商品の上に、ラベルやフィルムを装着する手法もあります。「○○賞受賞」「○月までの限定ボトル」など、期間限定の情報などのデザインを定番の商品の上にシュリンクフィルムでリパックすることで、企画商品を提供することができます。さらに、小ロットでもコストを抑えることが可能なデジタル印刷を利用することで、よりコストメリットを生むことができます。

シュリンクラベルで見栄えアップ

シュリンクラベルは、商品にあらかじめ印刷しておいたシュリンクフィルムをかぶせ、熱を加えて商品にフィットさせたもので、グラデーションや多色のデザイン表現など、直刷りでは制限のある形の製品などに、よりバラエティに富んだデザイン性の高い商品パッケージを施すことができます。実は、シュリンクフィルムにもコールド箔を施したり、熱に弱いシュリンクフィルムにホットスタンプを用いて輝度感のある加飾をしたりすることができます。このように、シュリンクラベルは、商品の見栄えをより良くする技術なのです。

デジタル印刷でシュリンクラベル印刷をする場合、デジタル印刷は比較的短時間に小ロットの印刷が可能であるため、期間限定の商品や、一度に多種類の商品展開をしたい場合など、マーケットのニーズに即した展開もできます。
シュリンクラベルを使用した商品展開をしている事例を紹介しましょう。

東京駅限定 大人のミルキーメッセージ缶 シュリンクラベル 株式会社 不二家 様

かわいらしいペコちゃんのパッケージデザインが多数あることで、インスタ映えや大人買いを狙った商品です。缶シュリンクは話題性もあり、中身が飲料でないところも意外性があります。このように、小ロット多品種生産でもコストを抑えられるデジタル印刷のシュリンクラベルは、攻めの商品展開が可能となります。

大人のミルキーメッセージ缶

レノファ山口プレイヤーズウォーター シュリンクラベル 株式会社 ビ・メーク 様

シュリンクラベルには、選手が記憶を頼りに描いたマスコットキャラクターが印刷されており、普段見られない選手の一面が楽しめるようになっています。また、全選手コンプリートBOXなど、大人買いさせるしかけもあり、ファンにはたまらない企画です。

レノファ山口プレイヤーズウォーターシュリンクラベル

スタイリングカラーワックス オーバーシュリンクラベル 株式会社 ビナ薬粧 様

定番品にハロウィンのシュリンクラベルを装着することで、期間限定商品にリメイクしています。剥がせば元の通常品として利用できるため、リスクを抑えたキャンペーン商品として使えます。

目が離せない!価値の高まるデジタル印刷

「ELIP+」 細径シュリンクラベル 株式会社 セブンツーセブン 様

グラデーションや多色のデザイン表現など、直刷りでは印刷に制限のある細径製品にシュリンクラベル印刷を施したものです。さまざまなデザインが細分化された女性の好みに対応しています。

このように、シュリンクラベルは、商品の全面にデザインを施せることで見栄えをアップさせたり、衛生面・安全面の高い機能性も持たせたりすることが可能な技術です。商品のイメージアップのために付加価値をつけることによって、インパクトを与えることのできるシュリンクラベルは、これからの商品パッケージにはなくてはならない存在と言えるでしょう。

シュリンクラベルも日々進化しており、小さい商品でも、形が特殊でも、複数のものでも簡単に加工することができます。なかでもデジタル印刷を活用した商品は、小ロットで多品種の商品展開に優れており、パーソナライズ、バージョニングにも大きく役立ちます。工夫次第では、話題づくりやブレイクの手段となるシュリンクラベルを、是非活用してみましょう。

参考

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